【活動報告】ミツロウの再利用方法②

多くの方々にご支援を頂戴しております「ミツロウキャンドルで照らそう こどもたちの未来」プロジェクト。先週に引き続き、キャンドルの芯が燃え尽きてしまった後に残ったミツロウの再利用方法のご紹介です。先週の記事はこちらから

 

~アロマバームとして再利用する方法~

●ご用意頂くもの

・ミツロウ 4g
・植物油(お好みのもので。今回はホホバオイルを使いました。) 20g
・精油(お好みのもので。今回はシダーウッドとベルガモットを使いました。) 4滴
・ミルクパンなど小さなお鍋
・耐熱のビーカー(今回は豆乳のパックを代用品として使いました)
・紙コップ
・割りばし(竹串でも可能)
・(蝋が付かないように)古新聞や汚れてもいい容器

●手順

①ミルクパンなどの小さなお鍋に少量のお水(ミツロウキャンドルの缶の高さの半分以下)とミツロウキャンドルの缶を入れて湯煎にかけます(弱火)。割りばしでキャンドルの缶が鍋底から浮かないように軽く押さえるのがいいかと思います。ミツロウの融点は、65℃前後なので間もなくミツロウが液状になります。液状になってきたら火を止めて、割りばしで燃え尽きた芯の台座を取り除いてください。※ご注意点①:缶の中にお湯が入らないようにしてください(万一、お湯が入ってしまっても大丈夫です)。ご注意点②:お鍋にミツロウがついてしまった場合は、熱湯をかけてからふき取るようにするのがいいかと思います(ここまでは、「キャンドルとして再利用する方法」と同じです)。

②ふきんなどを使って、お鍋からミツロウキャンドルの缶を取り出してください(くれぐれもやけどにはご注意ください)。

③液状になったミツロウを紙コップに流し入れます(クッキングペーパーなどで小さな容器を作り、そこに流し入れるのでもいいかと思います)。しばらくするとミツロウが固まるので紙コップからミツロウを取り出し、必要な分量を量ります。

④耐熱のビーカー(今回は下の写真の通り、豆乳のパックを洗ったもので代用しています)に分量のミツロウと植物油を入れて湯煎にかけながら割りばしでかき混ぜます。

ミツロウと植物油を湯煎にかける

 

⑤ミツロウが溶けたら火を止めて粗熱を取ります(1,2分程度)。

⑥上記⑤にお好みの精油4滴程度を入れて手早く割りばしでかき混ぜ、ミツロウキャンドルの缶に流し入れます(下の写真:まだ液状の時の様子)。

湯煎を終えたら缶に戻す

⑦蓋をしないで固まるのを待てば出来上がりです。アロマバームにしてもやさしい黄色を仕上がりました。

アロマバームの完成

私は、かかとやくるぶしといった乾燥して固くなりがちなところに塗っています。香りは徐々に飛んでいくので1カ月ほどで使い切るのがいいかと思います。お試し頂ければと思います。

次回の「ミツロウキャンドルで照らそう こどもの未来」プロジェクトの報告は、2月2週目を予定しております。

~お知らせ~
ミツロウキャンドルのかわいいイラストを描いて頂きましたドイツ在住のフースラーゲ A. 伸子さんと同じくドイツ在住のライヤー奏者の稲垣真理子さんと日本にいらっしゃる舞踏家の清水理沙さんが、京都と東京でイベントをされます。日程は以下の通りです。京都の会で少しだけお時間を頂戴して、私からベトナムのことをお話しさせて頂くこととなりました。是非、ご参加頂ければと思います。

●Spring Impulse ~色を纏う、色を動く、天地を聞く
・京都:2月23日(日)14-17時 開場 13時半
会場・料金:蔵ギャラリー・4,000円
https://www.facebook.com/events/2728562140520939/

・東京:3月 1日 (日)14-17時 開場 13時
会場・料金:裏参道ガーデン・4,500円
https://www.facebook.com/events/546023109324115/

投稿者プロフィール

高木佳子(Takagi Yoshiko)
高木佳子(Takagi Yoshiko)風人土学舎 日本事務局担当
ベトナムのフエ市在住歴延べ6年。風人土学舎では、日本の事務局業務とフエ市での活動全般のコーディネーションを担当しています。