【ベトナム・フエの様子】テト(旧正月)の前に~かまどの神様~

かまどの神様の日のために、ベトナム・フエ市

旧暦12月23日は、かまどの神様が天に帰る日。神様を送り出すためのお飾りが街角や市場で売られます(2020年1月撮影)。

(撮影:フイン・ティ・トゥイ・ティエン

ベトナムでは旧暦で新年を祝います。2020年は、太陽暦の1月25日に新年(越語:Tết、テト)をむかえます。ベトナムで暮らし始めた頃、テトが近づいてくるとベトナム語での会話で使われる日にちに混乱しました。みんなが「旧暦(越語:Âm lịch)〇日」という言い方をし始めるのです。年配の人と話をすると「旧暦」という部分を言ってもらえなくて、さて?一体いつの話をしているのやら?という状態になったものでした。今年を例にすると、「旧暦12月30日」は「太陽暦の1月24日」となります。旧暦の何日には何をするという決まり事があるのでベトナム人にとっては旧暦で日にちを言うのが便利なように思っています。

今回は、旧暦の年末の風習を一つご紹介したいと思います。旧暦の12月23日(注1)は、かまどの神様(越語:Ông Táo)が天に帰る日とされています。かまどの神様はその家の家族の行いをすべて見ていて一年に一回、天に報告に行くのです。悪い報告をされないようにお飾りをしたり、よい報告にしてもらうために食べ物をお供えしたりする家もあります。

お飾りに使うお花は街角や市場で売られています。写真は、街角でかまどの神様に関係するものだけを売っている女性の様子です。紙で作られた造花や飴を使って木の形にしている飾り、白く山のようの盛られているのはフエ省の海の近くで取れる白砂です。白砂は、線香立てに入れて使われます。

中国にも、日本にもかまどの神様はいらっしゃいます。ベトナムのことを少しでも身近に感じて頂けるとうれしいです。風人土(かぜひとつち)学舎の学習支援クラスもテト休みに入りました。みんながよい新年を迎えられることを願っています。

☆☆Team Hueは、フエ市フーハウ地区で教育環境支援活動のコーディネートを行ってきた高木佳子とフイン・ティ・トゥイ・ティエン、フエ市に暮らす高校生や大学生にも加わってもらい撮影した写真や動画を発信していく予定です。生活者目線の発信で、ベトナムやベトナムの様子を知って頂きたいと思っています。☆☆

[修正・加筆の記録]
・注1:2020年1月28日「旧暦の12月23日」に修正しました(以前の記載:「12月29」)。お詫びし訂正いたしました。

 

(文章:Team Hue・高木佳子

投稿者プロフィール

Team Hue
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チーム フエは、ベトナム中部のフエ市在住歴約6年の高木佳子とフエ市生まれのフィン・ティ・トゥイ・ティエン、そしてフエで暮らす高校生や大学生たちで構成されています。フエ市のことやベトナム人の暮らしの様子を写真や動画を添えて発信していきます。ご質問や「こんなことが知りたい!」というリクエストも受け付けております。