2023年8月の活動報告

やっと秋を感じられるようになりました。今年に夏の暑さは、国連のグテレス事務総長が「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告している通りで、本当に体に堪える暑さでした。日本事務局は、牛のような歩みになっておりましたが、フエの仲間たちは地域のために活動を継続してくれています。
日本事務局も9月からは、色々と発信をしていきたいと思います(と、何度も言いながら、忙殺されたり、暑さにやられたりでしたが・・)。

さて、8月の活動報告です。コロナ禍前まで毎年8月に、京都大学の先生方と学生さんたちに活動地を訪問して頂いていました。具体的には、私たち、風人土(かぜひとつち)学舎が学習支援教室でお世話になっているフエ市立の小学校にお越し頂き、日本人大学生とベトナムの活動メンバーが意見交換や文化紹介しあって交流するといった感じでした。それをこの夏、復活させることができました。

 

今回のベトナム側の参加メンバーは、フエ市立の小学校の先生で私たちの活動にも理解を示してくださっているNa先生、私たちの学習支援教室で学び、この9月で大学4年生になったフエ市在住の大学生たち、そしてナショナルスタッフのティエンさんでした。

202308 卒業生

ナショナルスタッフのティエンさん(前列中央)と交流会の準備から参加してくれたベトナム人大学生たち。大学生は全員、私たちの学習支援教室の卒業生です。小学校4年生から知っている子もいて、本当に大きくなったなぁ、と思います。何かあって声をかけると今回のように集まってくれることに絆を感じます。そして、立派に大学の最終学年まで進学した彼等を誇りに思っています(2023年8月フエにて撮影)。

折角の機会なので、フエのことを知ってもらえるようにとフエらしい食べ物や果物を準備させて頂き、ティエンさんから紹介しました。加えて、少しベトナム語に親しんでもらえたらうれしいと思い日本人大学生のお名前をベトナム語表記にした名札も準備しました。こういった準備は、ベトナム人大学生たちも手伝ってくれました。

2023年8月交流会の様子ー2

ティエンさんがフエの名産や旬の果物を紹介している様子。机の上の名札は、日本語のローマ字表記とベトナム語表記を併記しました。日本人の名前は、ティエンさんがベトナム語に置き換えてくれました。ちなみに、ベトナム語の中には漢越語と呼ばれる漢字で表記できる言葉や音があります。ただ、今は漢字は使われておらず、フランス人宣教師が作ったと言われるアルファベットが用いられています。なので、漢字を読むことができるベトナム人は仏教の勉強をした人や中国にルーツのある人たちなど少数です(2023年8月フエにて撮影)。

 

今回の交流会のために、事前にベトナム人大学生から日本人大学生に対して質問をいくつかお送りしていて、日本人大学生から回答をしてもらいました。それ以外に日本人大学生からは、「フエの若者で人気がある活動・物事」、「(私たちの活動地である)PhuHau地区の児童で6歳になっても学校に行かない子がいるのはどうしてでしょうか」、「ベトナム人大学生の夢を教えて下さい」といった質問が出たそうです。年齢も近いせいか話も弾んで予定時間を超えて交流会は盛り上がったとティエンさんから報告をもらいました。

2023年8月交流会の様子ー1

みなさんで記念写真を。私たちの活動地にお越し頂いたことを感謝いたします。ありがとうございました。ベトナムのこと、フエのこと、忘れないでいてくれるとうれしいです(2023年8月フエにて撮影)。

京都大学の先生方、学生さんたち、ご訪問ありがとうございました。またみなさんの感想をお伺いできる機会があるとうれしいです。

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風人土学舎 日本事務局
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風人土学舎日本事務局です。自然・人びと・生業・文化との関りを知り、それらが共生する未来を目指しています。