フイン・ティ・トゥイ・ティエン - Huynh Thi Thuy Tien –

風人土学のベトナム人ナショナルスタッフ。ベトナム中部・フエ市在住。風人土学舎が、ベトナム中部にあるフエ市に行っている子どもたちの教育環境支援活動のナショナル・スタッフ。本業は越日通訳(日本語能力検定はN1取得)。

1997年フエ師範大学英語科を卒業後、2年間で2000時間日本語を学ぶという南学日本語コースで日本語を習得した。その後、ホーチミン市のソフトウェア会社で通訳として勤務。結婚のためフエ市に帰郷し、フリーランスの日越通訳となり現在に至る。

通訳業務の傍ら、JICA草の根事業案件における通訳・翻訳・現地調整業務補佐を担当してきた。2017年3月、現在の上皇上皇后両陛下のフエ市訪問の際に組織された日本大使館調整チームに通訳として参加した。加えて、ベトナム人に対する日本語教育にも関心を持ち、フエ医療短期大学(日本式介護人材育成事業)において日本語教師も務めている。

[メッセージ]
フエ市の貧困地区での教育環境改善活動に5年前から参加しています。日本人の先生方々と現場の関係者の間にいて、活動をサポートする立場です。日本人の考えを現場の関係者に伝えて理解してもらうことにプレッシャーを感じたこともありましたが、子どもたちを実際に勉強を教えるフエ大学生たちが熱心に協力してくれたため、やりがいを感じながら仕事をしています。
教育活動は短期間で成果を出すことが難しいですが、小さくても成果を出したいと思っています。小さな活動成果でも、みなさんと共有していきたいと思っています。

[国際協力 -国際協力機構・草の根パートナー型技術協力事業での取り組み]
ヘリテージ・ツーリズムによる持続的な地域振興プロジェクト(2011年4月~2014年3月、実施団体:昭和女子大学国際文化研究所)