高木 佳子 - TAKAGI Yoshiko –

風人土学舎日本事務局担当。京都大学大学院地球環境学舎・環境マネジメント修士。2008年からベトナム中部・フエ市での弱者支援活動を継続中。

同志社女子大学卒業後の10年間、株式会社ジェイティービーにて海外旅行の企画・手配業務を担当した。その後、UN-WTO(国連世界観光機構)年次総会事務局やTICAD(アフリカ開発会議)広報などの国際会議や国際協力関連イベントの事務局業務に携わる。その業務の中で青年海外協力隊員経験者と接するうちに開発途上国の現場で働きたいと思うようになり、青年海外協力隊事業に参加した(平成18年度3次隊)。隊員任期中はベトナム社会主義共和国の中部に位置するトゥアティエン・フエ省フエ市にあるフエ職業短期大学の旅行科で教員を務める傍ら、当時先輩隊員が生活支援活動の対象としていた水上生活者の暮らしに関心を持つようになった。先輩隊員帰国後、個人的に先輩隊員の活動を引き継ぐ形で水上生活者の少女たちに奨学金の支給を開始した。隊員任期終了後は日本国内での国際協力関連業務に戻るが、京都大学大学院地球環境学堂が実施団体となったJICA草の根技術協力事業パートナー型(案件名:ベトナム中部・自然災害常襲地のコミュニティと災害弱者層への総合的支援(2010年10月~2013年9月)、以下 JICA草の根案件)の現地業務調整員としてフエ市に戻る機会を得た。現在は、風人土学舎の日本事務局業務を担当し、主にウェブでの情報発信とベトナムでの活動調整業務を行っている。

[メッセージ]
ベトナムとの関わりも10年以上となりました。ベトナムと日本の橋渡し、特に双方の「人づくり」に関わっていきたいと考えています。また、風人土学舎に集う研究者の方々の情報発信のお手伝いをしていきたいと思います。ベトナム中部・フエ市での活動をフォローしてくれているティエンさんと共に丁寧な仕事を心がけています。ベトナム、特に中部地域についてご関心のある方は是非ご連絡ください。

[修士論文]
「ベトナム中部における少数民族のくらしの変遷と今後の発展の方策」(2017年、京都大学大学院地球環境学舎 環境マネジメントコース)

[国際協力 -国際協力機構・草の根パートナー型技術協力事業での取り組み]
ベトナム中部・自然災害常襲地での暮らしと安全の向上支援(2006年9月~2009年8月、実施団体:京都大学大学院地球環境学堂

対応可能な講演・授業・コンサルテーション 
これまでに高校生・大学生・一般市民などに向けた出前授業を行っています。
テーマの例は、以下の通りです。講演や授業のご希望は、風人土学舎事務局までご相談ください

<講演テーマ>
・「ベトナム中部の人々のくらし」
・「ベトナム中部の観光事情」
・「ベトナム中部フエ市で風人土学舎が行っている活動について」

※講演活動は、社会貢献活動の一環です。日当や交通費(場所によっては宿泊費)を設定しますので、お申し付けください。