ジャックフルーツの思い出

10月も終ろうとしています。10月に入ってから活動地のあるベトナム中部は、熱帯低気圧による大雨での洪水が長引いていました。先週には活動地のあるトゥア・ティエン・フエ省(以下、フエ省)より南の省が台風の直撃を受けて大きな被害を出しています。1日も早い回復を願っています。そして、私たちも洪水でどのような被害が出たのか安全を確認しながら調査を始めたいと思っています。

ナショナル・スタッフのティエンさんのお友達が、面白い写真を撮ってくれました。

 

 

木にピンク色を紐で括りつけられているのは、ジャックフルーツの実です。この写真は、先週の台風上陸前に撮られた写真です。売り物であるジャックフルーツが台風の強風で落とされては大変なので、括りつけた様子を写したものです。

 

このジャックフルーツ、切ると中はこんな感じです。

 

ジャックフルーツの断面、フエ省・ベトナム

 

熟れると独特の香りがしてねっとりした甘みを出します。完全に熟す前は炒め物にしたりもします。私が青年海外協力隊員だった2007年ごろ、お金を節約したくてお弁当屋さんではよくジャックフルーツの炒めものをご飯に乗せてもらいました。確かご飯の上に豚肉を甘辛く煮付けたものと空心菜の炒め物を乗せてもらったお弁当が12,000ベトナムドン(約60円)くらい、ご飯の上にジャックフルーツの炒め物を乗せてもらったのは8,000ベトナムドン(40円)くらいだった気がします。

そんな庶民の味のジャックフルーツ。早くベトナムに行って食べたいものです。そして、まだ他にもジャックフルーツには思い出あるのですが、またの機会に。

10月はあまりホームページを更新できませんでした。11月は週2から3回の更新に戻したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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投稿者プロフィール

高木佳子(Takagi Yoshiko)
高木佳子(Takagi Yoshiko)風人土学舎 日本事務局担当
ベトナムのフエ市在住歴延べ6年。風人土学舎では、日本の事務局業務とフエ市での活動全般のコーディネーションを担当しています。