2022年2月活動報告

2022年2月のベトナムの活動地、フエでの活動報告です。ベトナムは旧正月を祝います。この旧正月をベトナム語では、テト(越語表記:Tết)と呼びます。今年は一般的には、2月1日から4日がテト休暇でした。学校はテト前後がテト休暇、日本でいう冬休みになります。

テト休みが終わった新学期、私たちの活動地にある公立小学校は半分の授業を行うことになりました。ですので、私たちの学習支援教室も再開することにしました。前の学期のほとんどを、子どもたちはオンラインクラス(国営テレビの教育番組を観ながら勉強する形式でした)で勉強していました。ですので、教室でお友だちと仲良くすることや、勉強を助けあうといったことはやれずにいました。

 

教室の机の配置は、子どもたちが話やすいようにしている。わからないことを聞きやすい雰囲気を作ることで勉強を少しでも楽しいと思ってもらえるようにしたいと思っている’(2022年2月撮影)。

 

ですので、チューター(私たちの学習支援教室で教えるフエ大生をこう呼んでいます)たちとも相談をして、机の配置を工夫し、出来るだけ子どもたちに近づいて教えるように心がけるようにしました。

 

チューターは二人一組で教室に入って子どもたちを教えている。教壇から教えるもの、子どもたちのそばで様子をみてフォローするもの。わからないことをわからないと言えるようにして学校の勉強の遅れを取り戻せるように配慮している(2022年2月撮影)。

 

教室をおかりしている公立小学校の先生方にもバックアップして頂きながら教室運営を行えています。今学期は5月まで続きます。新型コロナも落ち着いて、このまま教室を続けれられることを願っています。

 

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風人土学舎 日本事務局
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風人土学舎日本事務局です。自然・人びと・生業・文化との関りを知り、それらが共生する未来を目指しています。