2021年5月の活動報告

コロナ禍は本当にいつ終わりになるのでしょうか？早く緊急事態宣言が終わって欲しいものです。6月1日現在、ベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は7482人、死者数は47人（「新型コロナ：4省・市で市中感染50人(1日正午発表)」（Vietjo, 2021年6月1日））。日本と比べると感染を抑え込めているような数字なのですが、感染者数が増え出したきたため、休校や5名以上での集まりを禁止する通達が出されたりしています。また、新たに非常に危険は変異株が見つかった様子です（「ベトナムで新たに「非常に危険な」変異ウイルスを確認」（ニューズウィーク日本語版, 2021年5月31日））。本当に、日本とベトナム感染者数が揃って減る時が来るのだろうか、と不安になる5月でした。

そんな中でも、フエ外国語大学日本語科の先生や学生さんたちと一緒に行っている「絵本のミニトライアル」は順調に進んでいます（「学びでつなぐ～絵本のミニトライアル～」「学びでつなぐ～絵本のミニトライアル～②」もお読み頂けるとうれしいです）。学生さん一人一人が１冊の絵本を日本語からベトナム語に翻訳してくれています。本当は週1回はみんなで集まって勉強会を行いたかったのですが、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、対面ではなくオンランで勉強会を行いました。大体の翻訳は6月中旬には完成しそうです。あとは、担当した絵本がどのような絵本であったかを発表しあってもらい、ベトナムの小学校低学年の子にどの絵本を紹介したいかを決める予定です。7から8月に読み聞かせの会を開けたらうれしいのですが、新型コロナとのにらみ合いが続く・・という感じになりそうです。

学生さんたちは、パソコンやスマートフォンで参加してくれています。そういった機器を持っていない学生さんにも参加できるような方法も検討していきたいです。

この絵本の活動とは別に、フエ外大の学生のみなさんにこのホームページに掲載する記事を書いてもらおうと考えています。記事は一方通行では面白くないので、双方向になるように、日本の大学生や風人土学舎のメンバーも参加して意見の交換を出来るように計画中です。双方向の意見交換の様子を他の方々に読んで頂ければ、多面的な交流が生まれる基礎にならないかな・・・と妄想を広げています。

この数カ月、あまり記事の更新が出来ていなかったので、6月はブログなどの発信も復活させますので、どうぞよろしくお願いいたします。