岡本 侑樹 ‐OKAMOTO Yuki‐

株式会社WorldLink&Company 勤務、京都大学大学院地球環境学堂 研究員。

専門は、地域研究、沿岸環境学、水産学、海洋生態学、資源管理、リモートセンシング。東南アジアを中心に、水産・漁労による生態環境負荷の低減、所得安定に向けた身近な技術、陸域で実施されているプランテーション農業がもたらす沿岸域への影響や水産資源との関係性について、フィールド調査を主体とする分野横断的な研究(社会調査、化学分析、衛生画像解析)を実施しています。学術研究については、現在、科学研究費補助金(若手研究H30-R2)「アカシア植栽農業を海域漁業と栄養塩類フロ―から考える-ベトナム中部を事例に-」の研究代表者として、フエ省沿岸部で研究を進めるほか、科学研究費補助金(基盤研究B H30-R2)「サブサハラ・アフリカにおける耕地化と資源保護の相克に関する環境農学的研究」および科学研究費補助金(基盤研究B H30-R3)「半乾燥熱帯アフリカの風土にあった有機物施用指針の策定」の研究分担者として、マラウイなどでドローンを用いた農地利用解析を実施しています。

[メッセージ]
普段は、リモートセンシングやドローンを使ったお仕事をしています。時々、顕微鏡を覗いて、ベトナムの海水試料内のマイクロプラスチックを探してます。

[業績]
システム農学会・優秀発表賞(北村賞)(2008年)
システム農学会・システム農学会賞(奨励賞)(2013年)

[大学などでおこなった講義]
・京都大学大学院地球環境学堂にて「ILASセミナー(海外)暮らし・環境・平和-ベトナムに学ぶ」
・同志社大学グローバルスタディーズ研究科にて「地球環境問題1」
・リロングェ農業自然資源大学(マラウイ)にて「Workshop on Drone Studies, study abroad in Kyoto University」など。

対応可能な講演・授業 
小学生から高校生、大学生、一般の方への講演など、可能な範囲で対応いたします。
講演や授業のご希望は、風人土学舎事務局までご相談ください

<講演テーマ>
・「東南アジアの水産養殖業の過去、現在、そしてこれから」
・「ドローンって何? 触ってみよう、カメラを使って調べてみよう!」
・「汽水域の魚介類・養殖種をめぐる小さな生態系と空間的な広がり」

※講演活動は、社会貢献活動の一環です。日当や交通費(場所によっては宿泊費)を設定しますので、お申し付けください。

[変更履歴]
2020年4月1日:所属先と身分を更新しました。